令和を駆け抜ける

誣告と讒言を憎む評論。

2020-01-01から1年間の記事一覧

平成30年 民事系第3問(民事訴訟法)答案練習

設問1 第1 課題(1) 1 AのBに対する訴えについて (1) Aが不法行為による損害賠償請求訴訟の提起をした場合、この訴えは重複訴訟にあたり不適法となるか。 (2) 142条が重複訴訟を禁止する目的は、訴訟不経済の防止、応訴負担の軽減、裁判の矛…

共有物の変更や管理、保存についてと共有者単独による妨害排除請求の基礎理論

共有物の変更や管理、保存についてと共有者単独による妨害排除請求の基礎理論をまとめる。 1、民法251条及び252条の解釈にあたってはこれら各条文に一貫した理論があるものととらえる。 2、251条 251条によれば、共有物の変更にあたっては共有…

家族制度に関する随筆(2)

2、家族の在り方が多様化しているから新しい家族制度が必要!? (1)そもそも、日本における家族の在り方とは何か。中学校やらで習ったことを覚えている方もいるかもしれない。かつては大家族といって祖父母とも同居したが、後に都市圏で働き、都市周辺の…

家族制度に関する随筆(1)

論文のようなタイトルですが、そこまで大げさなものではありません。 家族制度に関する書籍を読んだときに思ったことを脱線しまくりながら書く程度のものです。 1.夫が家族を統率する!? (1)何気なく家族法の基本書を読んでいると、ヨーロッパ諸国をは…

同調圧力

同調圧力という造語が各所でみられるが、その言葉の使い方は甚だしく不誠実なことが多い。 自分には道理があり、周りの方が道理に合わないにもかかわらず、同意しなければ不利益を被るという場合にのみ同調圧力という言葉を使うべきだと思う。 そうでなけれ…

愛国者は弁護士になれ。

今、弁護士といえば売国的な人が就く職業として貶められている。 売国であることに価値の重きを置く連中が多いのなら、愛国であることに価値の重きを置く者が同等にあるいはそれ以上にいなくては国民ないし国益を守ることはできない。 正義の象徴が盾である…

私の思う、剣道体験会のやり方

私の考えとしては、剣道体験会をするとき、どうしてもやっておきたい点と注意点は次の5つです。 1、礼儀作法。 細かくやる必要はないですが、少なくとも神前や指導者、お互いの礼をしたり、立ち合いが礼から始まり礼で終わる、ということをやってもらいます…